バンコクに住む会社員の方は、仕事でスーツを着る機会が多いのではないでしょうか。また、タイに住んでいると一度はオーダーメイドスーツやお仕立ての話を耳にするかと思います。
今回、主人がシャツを作りたいという事で老舗テーラー『Fiorenzo』フィオレンツォで実際に作ってきたレビューもブログに書きました。
お店のおすすめ情報もたっぷり聞いてきたのでご紹介してきます。
『Fiorenzo』フィオレンツォの行き方
BTSトンロー駅から徒歩3分、ホテルニッコーバンコク内2Fにフィオレンツォがあります。
バンコクには有名テーラーがいくつかありますが、こちらはタイ・インド人オーナーが経営する40年の老舗でSukhumvit24に自社工場を構えているそう。
そのため、仕上がりが早いのが魅力なんだとか。
シャツは最短で1日、スーツは1週間で完成するそうなのでお急ぎの方はご相談くださいとのことでした。
お店はガラス張りで高級感があり少し入りにくい印象ですが、入ってみるとそんな事はなく、スタッフさんが気さくに対応してくれます。ちなみに、言語はタイ語と英語。
私はどちらもカタコトしか話せませんが簡単英語で思った通りの仕上がりの服ができたので、そんなに敷居は高くないのでご安心を!
店内に入るとたくさんの生地が並んでいてワクワクしてきます。
さっそくスーツを作る人向けのおすすめ情報を紹介していきますね!
オーダーメイドスーツ作り
ノーブランド生地
初めてオーダーメイドで作る方は、高いお金を出して「本当に良いものができるのか?」と正直、不安ですよね。
そんな方はまず、こちらの最もお手頃な生地でのスーツ作りがおすすめとの事でした。
青:ノーブランド生地 8000バーツ〜制作可能
素材:マイクロファイバー/ポリエステル
黒:ノーブランド生地 14000バーツ〜制作可能
素材:ウール/ポリエステル
どちらも自宅で洗濯可能(手洗いかネットに入れて洗濯機の弱水流で)
タイにいると夏場でどうしても汗ばむので洗濯できるのは嬉しいですね。
濃紺:ノーブランド生地 18000バーツ〜制作可能
素材:ウール100%
ドライクリーニングのみ
生地はさらっとしていて、かなり高級感あり!こんなに良い生地を使用し3万円前後〜10万円程のスーツをオーダーメイドできるのは正直、破格だと思います。
イタリーブランド生地
そして、凄いのはイタリーブランド生地の豊富さ。画像は生地サンプル標本ですが、分厚い!相当悩みそうですね。
コレが良い!と一目惚れした生地が見つかったとしても「ちょっと待った!!!」
生地(素材)によってお値段が変わってきます。化繊が混ざる生地は比較的安いですが、コットンやウールなどの天然素材の織物はお値段があがります。
予算もあると思うので、まずは冷静に!色々比較し、納得した上でスーツのオーダーにとりかかりましょう。
イタリーブランドの気になるお値段ですが、、、
▶『CANONICO』35,000バーツ〜
こちらはイタリーブランド生地の中で最もお手頃ライン。生地の種類も豊富です。
10万円ちょっと出せばイタリー生地を使用し、世界に1つだけのオリジナルスーツが作れるのはかなり破格。
▶『DRAGO』40,000バーツ〜
良い生地は品があって肌触りも抜群。最高に綺麗でした。男のロマンが詰まっていますね。
ちなみに、日本人に人気のイタリーブランド生地は、『Ermenegildo Zegna』『DRAGO』『Loro Piana』だそう。
こちらは日本人にも人気の『Ermenegildo Zegna』という生地で作られたスーツ。
いや〜テーラーって凄いですね。見てください、この衿!職人技です。
実は私、服飾専門学校に通って服を作っていた過去が。ジャケットも作った事がありますが、こんなに綺麗に作れませんでしたし、衿は1番難しかった。しかも、1ヶ月近くかけて作るんですよ。
プロは約2週間程でここまで仕上げてくるなんて。それを考えると妥当な価格と思えてきますよね。
裏地には、自分の名前を刺繍される方も多いのだとか。
他にもサンプルのお洒落なスーツがたくさん置いてあります。試着して自分の理想の形をじっくり選び、鮮明にイメージを伝えましょう。
そして、男性のみなさま、楽しいのはまだまだここから!
個性が光る裏地選び
スーツの裏地は選び放題でした。お洒落〜!ジャケット脱いだときに個性を出せる部分ですね。
高級イタリーラインの生地でオーダーされる方には、高級な裏地をつけてくださるそうです。
もちろん無地もありますが、裏地には遊び心を取り入れても良いのではないでしょうか。
ボタンなどの装飾品ももちろん自分で選ぶことができます。パールやココナッツの木、角のボタンなど珍しいボタンも豊富でした。
モノによってオプション価格が異なるので、その辺りは店員さんと相談しつつ決めてみてくださいね!
ネクタイ・カフスピンもあり
▶ネクタイ:1,000バーツ
▶カフスピン:700バーツ
スーツ作りに合わせて購入するのも良さそうですね。
こちら、日本人の方がまとめて5着オーダーされていたスーツの完成品。素敵すぎまーす!
いかがですか?意外とお手頃なお値段からオーダーメイドスーツが作れることに驚きですよね。
オーダーメイドシャツ
次に、シャツのオーダーメイドですが、こちらもとっても爽やかな生地が勢揃いしていました。
この撥水加工の生地すごくないですか?撥水の強さは、約25回の洗濯に対応しているそうです。
▶ノーブランド生地:2,500バーツ
コットン100%
▶『MONTI』イタリーブランド生地:10,000バーツ〜
素敵な生地がいっぱいですね。どの生地でシャツを作ってもお洒落にキマりそうです。
衿や袖のカフス、ボタン、何から何までオーダーできるので拘りの一着ができそうですね。
オリジナルのデニムも作れる
▶デニム:5,000バーツ〜
なんと、デニムのオーダーメイドもあります。
形はもちろん、色、コインポケットやバックポケットのステッチ、ボタンかジップなどまですべて自分で選べます。女性の方も制作可能です。
完成品はこちらですが、めちゃくちゃ可愛いー!これはデニム好きの方は1着作ってもありかも。
ポロシャツ・カシミアスーツなども制作可能
▶ポロシャツ:2,400バーツ〜
色も豊富。これならプレゼントにも良いのではないでしょうか。
▶カシミア:100.000バーツ〜
なんと、カシミアのスーツとコートも制作可能です!
日本の半額で作れるとのことなので、タイにいるうちに作っておくと良いかもしれませんね。あー、私もこれでカシミアのコート作りたいなぁ。。。
実際に麻シャツを作ってみた
▶リネン(麻)シャツ:2,500バーツ
ここから私的内容で失礼します^^;タイは暑いので主人の私服用リネンシャツを2着作りました。
体のサイズを採寸してもらい、生地、ボタン、衿、袖の形などすべて自分で決めて作ったシャツ。
我が家は急ぎではないため、理想の形に仕上げるべく仮縫いをしてもらい約2週間ほどで完成。3回目の訪問で受け取りました。
衿にうるさい人なので、拘りのイタリーカラー(上の衿画像の一番右下の形)をチョイスし、雑誌のサファリ風に仕上がりになって大満足と言っていました。その前に、二重あごをどうにかせよ!
タイに来てから全身ユニクロの半袖短パンスタイルばかりだったので、妻としては少しお洒落してくれて嬉しいですね。
まとめ
トリップアドバイザーを2015年から毎年受賞しているとのことで、安心して任せられますね。
女性の方もワンピースやスカートなど、作りたいサンプルがあれば何でも作ることができるそうです。
毎日仕事で着るシャツやスーツなどは消耗品ではありますが、男性からすればスーツはきっと勝負服です。
毎日着用するものなのでせっかくなら素敵なスーツやシャツでお仕事をもっと頑張って頂きましょう!というわけで、デキル男の仕事着を作りに。
あげまん奥様はぜひ、オーダーメイドしにトンローに走っちゃいましょう!
場所・営業時間
最寄り駅:トンロー駅徒歩3分
場所:ホテルニッコーバンコク2階
住所:2nd Floor, Hotel Nikko Bangkok, Sukhumvit Road Soi 55, Bangkok 10110, Thailand.
電話番号:089-202-2023
営業時間:11:00~21:00
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