バンコクから1時間半でつくリゾート地パタヤ

パタヤ(พัทยา)は、タイのチョンブリー県にあるリゾート地のこと。
バンコクの南東に位置し、車で約1時間半で到着します。
バンコク近郊のリゾート地なだけあり、タイ旅行に来た際の人気観光エリアとも言えます。
でも待って!
パタヤといえば「男性の街=風俗街」といったイメージをお持ちの方も多いのでは?

パタヤビーチへようこそ〜♪←私はこのイメージだった
ベトナム戦争の時の米軍の慰安地だった事から風俗産業が定着したそうですが、それは未だに健在なのも事実です。
といっても一部のエリアなので、パタヤ自体はとても素敵な良い街でした。



日本の歌舞伎町みたいなもの!歌舞伎町に縁がない人はトラブルともほぼ無縁です♪
夜のイメージからパタヤに対して不安に感じてしまう人もいるかも知れません。
しかし、8ヶ月住んでみて特に大きなトラブルや危険な目にあったことはなかったので、女性でも安心してパタヤ移住して頂けるかと思います。
むしろ、おすすめ!!
ではでは、エリアごとに紹介していきます〜☆


北パタヤ「ナクルア」
こちらのナクルアエリアですが、閑静な住宅街といった印象。
歓楽街までは車やバイクで15分ほど。風俗街などとは無縁で比較的安全な印象。
家族連れが多く住む落ち着いたエリアです。



ナクルアはTHE 田舎です。最初、住めるか不安だった(笑)シティ育ちにはちょっとキツイかも…
実は、ナクルアには日本人駐在員が多く住む有名なコンドミニアムがあります。
パタヤの隣にシーラチャーという街がありますが、パタヤからシーラチャーへ通う駐在員の方も多いのだとか。



パタヤの方がインターナショナルスクールが豊富で、旦那さんだけシラチャ通いされる方もいるそう
私も初めは不安だったのでまずはナクルアのコンドミニアムに住むことにしました。
(ジョムティエンビーチ付近の静かさが好きでそちらと悩みましたが、ナクルアの方が便利だったのもあります)
ナクルアには、ウォンアマットビーチがあり「SURF&TURF」という有名な海沿いカフェがあります。
ロケーション、最高!
このエリアに住むとターミナル21というデパートが近く、買い出しや食事には困りません。
パタヤの中心地にも近く、田舎と便利さが程よく融合しているので、日本人でも無理なくパタヤ暮らしを楽しむ事ができます。
中央パタヤ「パタヤクラーン」
こちらは、パタヤ中心地。
パタヤビーチの目の前には、HILTON、HardRockなどの高級ホテルが立ち並び観光客が集まるエリア。
CENTRALという大きなデパートがあり、買い物や食事を楽しむことができます。
風俗街と呼ばれる「ウォーキングストリート」「ソイブッカオ」などもこの辺りにあります。
シーフード屋さんなどもあるので探検に行きましたが、ネオンが光る楽しい雰囲気!



観光客にはとても楽しい場所です☆
しかし、観光客が多い場所や夜の街はどうしても危険が伴うので気をつけたいところ。
家探しの時にこのエリアに泊まりましたが、夜遅くまで騒がしくて家族が住む場所ではないなと思いました。
夜遊び好きの単身者にはおすすめのエリアと言えます。
南パタヤ「ジョムティエン」
住みたい候補にあがっていたのが、南パタヤ!
こちらも静かで落ち着いたエリア。セレブの別荘などもある場所です。
リタイア組のファランのおじぃちゃん達が毎日海辺を散歩してのんびり暮らすような場所。



旅行でジョムティエンビーチに良く行っていたのでお気に入りの場所なのですが…
結構な田舎なんです。
住むとなると少し不便な場所にあるので、スーパーが遠いのが難点でした。
ジョムティエンエリアは開発が進んでいるそうでこれからもっと便利になりそう。
リフレクションというコンドの内見に行きましたが、バルコニーにジャグジーバスが付いている部屋があり、海を見ながらお風呂に入れる…
夢のようなコンドミニアムがありました。
とても素敵な場所ですが自家用車やバイクが運転できるパタヤ上級者向けに感じます。
ジョムティエンエリアに住む人にとって最高にのんびりしたスローライフが叶う事は間違いなし!
パタヤ「ナクルア」生活参考事例
コンドミニアム・家賃


念願のオーシャンビューの家!
ウォンアマットビーチまで徒歩3分。海がきれいに見える高層コンドミニアムです。
大きなプール、ジム、ビリヤード場などが無料で利用できファシリティも充実していました。
気になる家賃は相当お高いのかと思いきや…
70平米/4万5000THB(日本円で約17万円ほど)と驚きの安さで住むことができました。
最初は、6万バーツと言われましたが



3ヶ月分まとめて家賃を振り込むから安くしてーーー!
と伝え交渉成立。
コロナの影響で外国人が減り、オーナー側もなんとかして貸したい状況下だったのでこの値段に決まったのかも知れません。
※その後、パタヤはロックダウンで3万B代まで家賃が下がっていました。(2021年度)
南国オーシャンビューでこの価格、世界をみてもパタヤなら海の目の前にコスパ良く住むことができます。
他の国だと、家は狭いし、家賃も高い…。
人生で一度は海の前暮らしが経験できて本当に良かったです。



海の前暮らしは、タイ移住で1番の思い出!!
交通手段
パタヤはリゾート地であり、観光客で成り立っている地域の為、交通費がバンコクに比べて高い特徴があります。
我が家は自家用車を持っていないので、基本的にタクシー移動。
パタヤのタクシーはメーターを使ってくれない事が多く←ほぼ交渉だった。
基本的に近場でも100Bから。
良いドライバーを見つけらたLINEを聞いて帰りも迎えに来てもらったり、ナクルアから中心地のカフェまで往復で200Bで連れて行ってもらったり。
グラブはバンコクより比にならないほど高いので、タクシーを上手く利用していました。



パタヤのバイタクは、ノーヘル3人乗りが当たり前です(笑)バイタクもバンコクより高い。
英語で話しかけると観光客と思われて高値を言われるので、交渉に使えるタイ語は覚えるのが吉!
・パイ ターミナル ダイマイカ?
(ターミナルに行くことができますか?)
・タオライカ?
(いくら)
・サンローイ カップ
(300バーツだよ)
・ヌンローイ OK マイカ?
(100バーツで良い?安く見積もる)
・マイダーイ
(NOぉぉぉぉ)
・じゃ、いいや的な態度する
・ローイ ハースィップ
(150バーツでいいよ)
・コップンカー
(ありがとう。150なら良いか)
このような感じで交渉します。
ちなみに少し遠出する時はインドライブという配車アプリを使用してみてください。
グラブやボルトが主流になっていますが、長距離の利用はインドライブが最安値です。
inDriveはこちら
ナクルアエリアのおすすめレストラン
海外移住して困る事の1つが食事の問題ですよね〜
毎日タイ料理を食べることができる人は問題ないですが、やっぱりたまには美味しいご飯や、日本食も食べたい!
そこでパタヤ在住時良く利用していたレストランをご紹介
ナクルアエリア
・ムンアロイ – ナクルアビーチ
北パタヤの超有名シーフード店。海沿いで食べるシーフードの鮮度が良くどれも絶品
・ラーンポー ナークルア市場
自分でエビなどを購入しその場で焼いてもらう。ピクニックしながら食べる事ができる市場。
観光客にもおすすめ
・นา-เล็ก(ナーレック)
ナクルアロード沿いの美味しいタイ料理が低価格で食べる事ができる。半屋外ローカルレストラン
・Mai Thai Cuisine
ここのトムヤムクンは絶品!少し高級ラインのタイ料理屋
・Zurich Bread Cafe
美味しいパン屋さん。モーニングに良く利用
・浪人
タイ人経営の日本食レストラン。期待はしない方が良い。どうしても日本食が食べたい時に
・Jin Sung Korean Restaurant (진성)
ターミナル21前のコリアンタウン内にある韓国料理屋さん。何でも美味しく良く再訪してた
・Chongqing Hot Pot Pattaya Branch
コリアンタウン前にある四川火鍋屋。超巨大な鍋がインスタ映え。火鍋好きには嬉しい
ターミナル21
・Pier 21
タイ料理が格安で食べられるフードコート
・iO Italian Osteria Pattaya
ここのイタリアンはとても美味しく何度も再訪。ポルケッタが絶品!
・幸楽苑
パタヤで1番美味しいラーメン屋さん(笑)
・8番らーめん
石川県発祥のラーメンチェーン。とにかく安い。8番なら白湯麺が好み
・ペッパーランチ
どこにでもあるけど、安定の美味しさ
その他
・上海レストラン
美味しい中華料理屋。小籠包、麻婆豆腐が美味しい(3rdロード)
・Grillicious Japanese BBQ
パタヤで1番美味しい焼肉を食べることができるお店(セントラルパタヤ方面)
スクンビットエリアで食べる焼肉に近いものが頂ける
ナクルアのカフェ
・Surf & Turf Beach Club & Restaurant
ナクルアで1番有名な海沿いのカフェ。料理も美味しい。ヤムウンセンタレーが絶品!テラス席ペット可
・The Glass House Silver
こちらも海沿いの人気カフェ。内装が可愛い。テラス席ペット可
・baba eating house
日本食も置いてある小さなカフェ。意外と美味しく日本のカレーを食べに行っていた
・La Baguette
人気でいつも観光客で混んでいるカフェ。ケーキの種類が豊富、お茶休憩に。
買い物・スーパー


パタヤには日本食レストランがほとんどないので、自炊を良くしていました。
調味料、お米などはターミナル21のフードランドかセントラルパタヤのスーパーに行くと売っています。
納豆は社長さんの納豆を良く買っていました。


カレー粉など、最低限の日本食は売っています。
ですが、お値段は日本の2倍近く!!
必需品は、一時帰国時にまとめて購入したり実家から配送してもらう事などもしていました。
根菜類の野菜とフルーツはマクロで大量購入、日用品はBIGC、お肉はフードランド、ロータスなどそれぞれのスーパーで買い出ししていました。
病院
バンコクパタヤ病院
病気や怪我では一度も病院に行ったことはありませんが、妊婦健診でバンコクパタヤ病院に通っていました。
パタヤで唯一日本人通訳さんがいるので安心です。
しかし、市立病院なので医療費は高めです。
また、バンコクパタヤ病院では無痛分娩の麻酔ができないそうで(2020年度)、これを機にパタヤからバンコクへ引越しをしました。
※現在はご確認ください。
犬の病院
パタヤには、日本語が通じる動物病院はありません。
トンロー動物病院で何度か愛犬が体調不良の時にお世話になりました。
パタヤとバンコクを繋ぐ大きな道路、スクンビットロード沿いにあります。
病院用語の英語は特に良くわからないので、カタコト英語とグーグル翻訳でなんとかやり過ごしていましたが、病院関連は日本語が通じる方が安心ですね…
イミグレーション
Chonburi Immigration / Pattaya
パタヤのイミグレーションはジョムティエンビーチにあります。
90日レポートの更新や、1年滞在更新の時に何度か訪れました。
手続きですが、バンコクよりも混んでいないので割りと早く終わった印象。
娯楽
パタヤで娯楽といえば、ビーチ沿いでゆったりお酒を飲むことくらいでしょうか。
夜遊びが好きな人には楽しい街だと思いますが、基本的にリゾート地なので娯楽は少ないです。
パタヤからフェリーですぐつくラン島に行ってマリンアクティビティなどを楽しむのもパタヤの楽しみ方の1つですよ♪
まとめ


という訳で大きくわけて3つのエリアをご紹介しましたが、パタヤ移住を考えている方、特に家族で移住をされる方は「ナクルア」エリアが住みやすくおすすめです。
バンコクに移住してからパタヤへは旅行で数回いった事がありましたが、海沿いののんびりした雰囲気が堪らなく好きでして。
いつか「海の目の前の家に住みたい」という夢があったので、思い切ってパタヤ移住してみて本当に良かったと感じています。
この経験はタイ移住してきた中でも1番の思い出になりました。
最近では、パタヤに教育移住されている方も増えているそうです。
Rugby School Thailand というインターナショナルスクールがとても人気なのだとか。
パタヤ移住を検討されている方はぜひ挑戦されてみてください。
1時間半ほどでつくので合わない時は大都会のバンコクへ…(笑)
これからパタヤ移住される方の参考になれば幸いです。
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